若白髪の原因と対策とは!?論文から紐解く解決方法とは?
2020/01/16
毎週火曜
03-3461-4548
代官山/美容院/CANNA(カンナ)>白髪>若白髪の原因と対策とは!?論文から紐解く解決方法とは?
2020/01/16
こんにちは!
代官山駅徒歩1分♪
美容室CANNA店長の宮澤です^^
ヘアスタイルにおいていつの時代も悩まされる原因トップクラスの
「白髪」
近年では若年層の人たちでも白髪に悩み始めており、全世代油断禁物のこととなりつつあります!!
なんとかしたい!どうにかなるならどうにかしたい!
という気持ちが本音だと思います。
まずは原因を見て、対策を練っていくことが解決の近道となりますので、早速見ていきましょう!!
髪の毛の黒色は皆さんよく聞いたことのあるメラニンです。
要はこのメラニンが作られなくなることによって白髪になります。
簡単にいうと以下が白髪が生えてくる仕組みです。
1、メラニン色素を作る色素幹細胞がなくなること
2、髪の生え変わり時期に色素細胞がなくなってしまう
3、色素細胞がメラニンの合成を停止してしまう
難しいように聞こえますが、、
要するにメラニンを作る細胞がなくなるか、機能しなくなるかで白髪が生えてくるのです。
加えて、東京医科歯科大学・難治疾患研究所・幹細胞医学分野の西村栄美教授らの研究グループが新たに発表した成果が今後の白髪問題を解決しうるのではないかと大きく話題になりました。
活性酸素が原因で老化が早まることも最近よく聞くようになりました。
活性酸素がミトコンドリアDNAを変化させることは古くから言われてます。
ミトコンドリアとは、私たちの細胞の中にある細胞小器官で、エネルギーを生み出したり、免疫反応においても不可欠な働きをすることがわかっています。
このミトコンドリアDNAが損傷することにより老化や、寿命に影響することも報告されていることから、白髪にも影響するとされています。
活性酸素が増える要因はこちら。
喫煙、睡眠不足、偏った食事(暴飲暴食や過度なダイエット)、紫外線の照射
この酸化ストレスによって色素幹細胞にダメージを与えると、色素細胞が作られなくなり、白髪に繋がってしまいます。
喫煙を控える、規則正しい生活をするなど基本的な生活を心がけることがやっぱり大切です。
先にお話しした研究(西村栄美教授らの研究グループ)では17型コラーゲンの減少によって白髪が増えることが明らかになりました。
このコラーゲンはただのコラーゲンではなく、頭部のバルジ領域という場所におり、ここにはメラニンを作り出す色素幹細胞などが存在しています。
このコラーゲンを食べたり、頭皮に塗ったりしても髪の毛が生えてくるわけでは無く、いかにして加齢によって減っていく17型コラーゲンの減少を防いでいくかが鍵になるそうです。
このコラーゲンの減少の原因はDNAの損傷から起きるそうで、その減少を無くしていく(もしくは増やす)研究が進められています。
期待させて申し訳ないのですが、、、
原因は明らかになっているのですが、解決方法はまだ研究中なんです。。
実は私自身も薄毛に悩み始めていて、自分で実験しているのは自身の体でコラーゲンを作る栄養素を積極的に摂るようにしてみています。(効果があるかの保証はまったくありませんのでご注意を!)
コラーゲンはタンパク質とビタミンCの摂取で体内で作られるので、この組み合わせを意識しています^^
何か変化があったらまた報告してみようと思います。
ちなみに以下に記載のある食事の欄にビタミンCやタンパク質の多い食べ物も紹介してありますので、参考にしてみてください!!
ストレスがたまると先にあげた活性酸素がたまり、また頭皮のコリに繋がり、血液が頭皮に届きにくくなります。
血液が届かないと、栄養分が行き届かないため、白髪が増えることに繋がります。
ストレスがたまると抗ストレスホルモンが分泌、分解される過程で活性酸素が発生します。
食事も栄養分や、活性酸素の話に繋がるのですが、偏った食事は血液の栄養バランスが乱れ、きちんとした形で頭皮に栄養が行き届かなくなります。
また、暴飲暴食は食べた分だけエネルギーを作り出すので、その分活性酸素を体内で作り出すことになります。
※酸素を取り込んでエネルギーを作る際に少なからず活性酸素も生み出されるのです。
結果的に髪の毛に色素がきちんと現れず、白髪として生えてくる可能性があります。
睡眠不足も頭皮に栄養がきちんと行き届かなります。血行不良を起こすため、頭皮に栄養が行かなくなります。
加えて寝ている時間には副交感神経がでており、成長ホルモンも分泌されています。
成長ホルモンが髪の育成にも関わっているので、きちんと睡眠をとることも大切になります。
長時間のスマホやパソコンの操作は眼精疲労を起こし、頭部の血行不良を起こします。
現代社会の産物が気づかないうちに疲労を起こし、白髪を増やしている可能性があります。
通常白髪は30代から出始めますが、10代から白髪がある人は遺伝の可能性があります。
両親が若白髪体質だと自分も可能性が高いと言えます。
バランスの取れた食事が頭皮にきちんと栄養を届けてくれます。
白髪にいいとされる栄養素をまとめてみました!
ビタミンA
にんじん、トマト、ほうれん草など
ビタミンC
果物、野菜、芋類など
ビタミンE
種実類、アボガド、かぼちゃなど
亜鉛
牡蠣、牛肉、豚肉、うなぎなど
銅
エビ、レバー、種実類など
これらの栄養素は抗酸化効果がある栄養素なので、老化防止にもつながりますよ^^
また、17型コラーゲンが食事にて発現するかどうかはわかっていませんが、体内でコラーゲンを作り出すのに必要なのはタンパク質とビタミンCです。タンパク質は以下の食品に含まれます!
タンパク質
肉、魚、大豆、乳製品、卵
さらに最近耳にするようになったフィトケミカルも抗酸化に役立ってくれます。
フィトケミカルは栄養素ではない、例えばポリフェノールのような成分の総称です。
ストレスの解消は人それぞれ。
適度な運動や読書など、血行をよくしたり、リラックスできる時間を作って見てください^^
しっかり睡眠時間をとることが大切になります。
成長ホルモンが分泌される22時から2時の間はしっかり寝ているのも大切!!
喫煙者はそれだけで活性酸素を増やす要因になるので、注意が必要です!
なるべく禁煙がオススメですよ^^
頭皮の血流をよくするヘッドスパは白髪予防としてオススメです。
頭皮にはかなりのツボがあります。
老化防止や不眠症の改善、目、肩、腰の血行改善など、いいことがたくさんありますよ^^
現段階ではヘアカラーがもっとも即効性のある白髪カバー対策になります。
ヘアカラーにもいろいろな技があります。
ぼかしたり、完全に染めたり、ハイライト、ローライトでの陰影によるぼかし
など、効果がそれぞれ違いますので、どんな目的で白髪を染めていきたいか。
まずはここをしっかり決めておかないと自分がどうしたらいいのかわからなくなります。
しかしながらそれぞれがどんな効果があるのかをそもそも知らない方が多いのです。
特徴
水で流したら落ちます。その日限りの白髪カバー法です。
スタイリング後や、アレンジ後にどうしても隠しきれない部分隠しとして有効です。
美容院にいく暇がないけど出かけなきゃいけない。ピンチの時に役に立ちます^^
手軽さ ◎
染まり具合 △
色持ち ×
ヘアトリートメントは自宅のお風呂で簡単に染めることができます。
ただし、お風呂に入ったとのの色落ちが気になる場合があります。
タオルにトリートメントの色がうつる可能性があります。
そして、染まり方が緩やかなので、何度も繰り返して徐々に染めていく方法です。
一度に白髪をガツっと染めたい方の目的には合わないのかなと思います。
さらに一般的に美容室で染めるヘアカラーとも相性があまりよくないので、美容室で染めた時に思った色味になりにくい可能性があります。
手軽さ ○
染まり具合 △
色持ち △
ヘアマニキュアは皮膚刺激が少ないため、一般的な白髪染めよりも頭皮ストレスが少なく染めることができます。ただし頭皮につけて塗ることができないため、通常の白髪染めよりも少しだけ「白髪が伸びてきたな」と感じるタイミングが早い場合もあります。
加えて、マニキュアは髪の毛を明るくすることができないため明るい白髪染めをしたい方へは基本的にはむいていません。
手軽さ ×
染まり具合 ○
色持ち ○
美容室でしかできないテクニックだと思います。
人とは差がつくテクニックで頭を立体的に表現しつつ白髪を目立ちにくくしてくれます。
伸びてきたときも通常のカラーよりも目立ちにくいメリットもあります。
手軽さ ×
染まり具合 ○
色持ち ◎
ヘアアレンジやターバンアレンジを覚えると便利ですよ^^
完全に隠し切ることができなくても、部分的にヘアマスカラやヘア用のファンデーションで隠せば目線を白髪から逸らしやすくすることもできます。
まずはCANNAで白髪を染めるといったらオーガニックカラーです!
一番基本的な方法ですが、シンプル故に使うカラー剤にはこだわりました。
人や環境への配慮はもちろん、染まり上がる色味も自然で繰り返しのカラーでも髪が痛みにくい処方です^^
手軽さ △
染まり具合 ○
色持ち ○
A.おおよそですが白髪率20%くらいで切り替えるといいのではないでしょうか?
A.毎月染めても大丈夫ではありますが、年齢を重ねてきた肌はターンオーバーやバリア膜形成のペースが落ちています。
自己修復の力が弱まった肌へはケアが必要になります。
A.一度白髪になった髪の毛が黒に戻る可能性は2割ほどだそうです。
白髪になった原因にもよるのですがその原因を探るのが難しいのですよね。
日頃から規則正しい生活やヘアケアをオススメします。
いかがでしたでしょうか。
数件論文も読んでみたのですが、研究も進んでおり、白髪だけでなく抜け毛、老化防止が同時のテーマとなっていることも多かったです。今後の研究成果に期待したいです!!
基本は生活を規則正しく過ごす。忙しくなかなか全てこなすことのできない方はできるところから心がけてみてくださいね!
ご参考にしていただけたら幸いです♪♪
Copyright© 2025 canna All rights reserved.